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競艇の1Rと12Rでインが強い理由。レース番号別の1コース1着率

ここでは「荒れる」を、1コースが負けて4〜6コースの艇が1着になりやすいこと、という意味で使います。その意味で荒れやすいのは2R〜4Rと6Rでした。2Rの1コースの1着率は47.4%、3Rは46.6%で、半分を切ります。反対に12Rは70.7%、11Rは66.9%と、後半のレースほどインが強くなります。理由の多くは、1号艇にどんな選手が乗るかという番組の組み方で説明できます。

boatman の独自集計です。公式データ(出走表・直前情報・競走成績)の2023年10月1日〜2026年9月30日の165,792レースを、boatman が数え直しました。公式の発表した数字ではなく、予想や結果を約束するものでもありません。

レース番号ごとの1コースの1着率

0%20%40%60%80%100%1R2R3R4R5R6R7R8R9R10R11R12R
  • 1コースの1着率
  • 1号艇がA1の割合
レース番号ごとの1コースの1着率と、1号艇がA1の割合
レース1コース1着率4〜6コースの1着1号艇が A11号艇の勝率がレースで一番
1R58.7%17.1%20.8%40.6%
2R47.4%21.2%12.8%12.7%
3R46.6%20.8%14.6%11.8%
4R47.3%22.4%21.5%16.3%
5R53.6%20.9%30.2%23.8%
6R48.6%21.7%21.9%16.6%
7R51.6%19.7%19.8%18.4%
8R52.8%20.0%22.9%22.4%
9R56.5%17.8%24.8%25.6%
10R59.9%16.0%41.7%26.4%
11R66.9%13.5%69.3%38.2%
12R70.7%12.4%87.2%46.7%

12Rと1Rの1コースの1着率の差は+12.0pt(95%の幅 10.9〜13.1)です。4〜6コースが1着になった割合も、2R〜4Rの21.2%・20.8%・22.4%に対し、12Rは12.4%まで下がります。

1Rと12Rはなぜインが強いのか

表の右の2列が、その答えに近いところです。12Rは1号艇がA1の選手であるレースが87.2%、11Rは69.3%で、メインのレースほど1号艇に実力上位の選手を置く組み方になっています。

1Rは少し事情が違います。1号艇がA1のレースは20.8%と多くないのに、1コースの1着率は58.7%と高めです。そこで1号艇の全国勝率がレースの6艇の中で一番(同じ値を含む)だった割合を見ると、1Rは40.6%で、2R(12.7%)や3R(11.8%)よりはるかに高くなっていました。1Rは級こそ高くなくても、そのレースの中では1号艇がいちばん格上になるように組まれることが多い、ということです。5Rが前後のレースより高い(53.6%)のも、1号艇がA1の割合(30.2%)が前後より高いことと合っています。

こうした「1号艇を強くするレース」をどの R に置くかは、ボートレース場ごとに違います。その日に行く場の1Rや5Rがどういう組み方なのかは、場ごとのデータや出走表で確かめてください。

逆に2R〜4Rは、1号艇がレースで一番の勝率である割合が低く、1号艇がA1の割合も高くありません。インの艇が格上とは限らない組み方なので、1コースの1着率が下がります。

グレード別に見ると

グレードレース1コース1着率(95%の幅)4〜6コースの1着1号艇が A1
SG1,72263.5%(61.2〜65.7)15.8%98.4%
G18,11863.0%(61.9〜64.0)14.4%93.6%
G22,00757.1%(55.0〜59.3)17.0%58.6%
G312,78052.9%(52.1〜53.8)19.0%28.1%
一般141,16554.6%(54.4〜54.9)18.9%27.9%

SGとG1の1コースの1着率は63.5%・63.0%で、一般戦(54.6%)より高く出ました。SGは1号艇がA1の割合が98.4%で、ほぼ全員がA1のレースです。強い選手どうしでも、内を取った艇が強いのは変わりません。G3は52.9%と一般戦より少し低めでした。G3には女子戦や若手の大会などが含まれることが関係していそうです。

数え方

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